いいものみーつけた・・・その後

昨年の夏頃にお話ししていたオーレックスのダイレクトドライブターンテーブル SR-510 のその後がどうなったかを纏めてみました。

あれからすぐに凡その傾向を探ろうと考えて、とりあえず音が出せるターンテーブルシステム仮組みをして音出し。今回は素性を知る為なのでセッティングもざっとしたもので済ませ、その結論は及第点をつけられる製品であること。 SP10 と比べるとより輪郭線が細くなりアンサンブルが美しいところ、その裏返しか躍動感が少し減退したようにも聴こえたのでこれはトレードオフか。

あとはターンテーブルベースへの取り付けに関して、本機の取り付け部分の形状が少し面倒な形をしていることもありテンプレートが欲しいところだけれども贅沢は言えないしどうにでもなる。

しかし残念なことにその後随分調べたのだけれど致命的なことが判明、本機の機能の問題では無く満足のいくオーバーホールをしてくれるところが見つからない。

この機種に限らずこういった古い機器を使い続けていくには本当に信頼出来るオーバーホールを施してもらえることが大前提、それができなければ諦める以外に道は無い。

当店が何時もお世話になっている信頼するところに縋ってみるも、色良い返事なく撃沈。綺麗な個体が手に入ったというのにうまくいかないもの、ああ”無情!

悲しいかな当面は回路図探しかな。

 

2020/1/22