石清水 – Iwashimizu
The Direct Drive Turntable on The IWASHIMIZU
D・Dターンテーブル用ダブルアイソレーション
ターンテーブルベース
LP レコードの後を担うメディアとして登場した CD は、結果的にそれまでのアナログオーディオで停滞してしまっていたダイナミックレンジや S/N 比に格段の進歩をもたらしました。その進歩をそのまま LP レコードのプレーバックにフィードバックさせようとしても、現在市場に出回っている旧来のターンテーブルシステムには荷が勝ちすぎています。デジタルオーディオの出現でもたらされたオーディオの進化をアナログディスクで再現するには、力強く正確で静粛な回転性能を持つターンテーブルが必要不可欠で、それを具現する方法としては D・D モーターの採用が一番有力です。その為に一度はレコードプレーヤーの第一線から退いたと思われた D・D ターンテーブルを見直し、飛躍的な音質の向上を図った上で現役に復帰させることにいたしました。
日本のオーディオ全盛期に各メーカーがしのぎを削り、ターンテーブルの頂点を目指し開発した D・D モーターの回転性能と静粛性を、最大限生かそうと考案されたのがダブルアイソレーションターンテーブルベース『石清水』です。
優れたアイソレーションシステムとシンプルでクリアーなデザイン、 D・D モーターのポテンシャルに見合う S/N 比とハウリングマージンの獲得。石清水はテクニクス SP-10 などダイレクトドライブの名機を再びオーディオの第一線に連れ戻します。
石清水の概要
アクリル製トップパネルはステンレスで構成されたプリンス上面に立ち上がるスプリングブラケットに弾性体を介して取り付けられたサポートブラケットに載せられています。ただ上に載せられている様に見えますが,その見た目とは逆にプリンスから吊り下げられた状態になっています。その為使用される弾性体も圧縮方向ではなく伸張方向に作用させる事になり、より効率的な振動吸収能力を獲得しています。その結果免震性能の向上と外部振動の遮断とをより確かなものにしています。
ターンテーブル本体とトップパネル面との結合部にも弾性体を使用することにより、ターンテーブル・トップパネル・プリンスの夫々が確実にアイソレーションされる事により,プレーバックに大きなゆとりをもたらしてくれるハウリングマージンの拡大と S/N 比の向上が顕著に現れます。
トップパネル キャストアクリル(クリア)
プリンス ステンレススチール
[搭載可能機種] Technics SP-10・SP-10 Mk II
DENON DP-80系・Victor TT-101 系等もテンプレートがあれば製作可能です。
この石清水は標準機以外にもご希望のサイズや各種ターンテーブルに合わせて別途制作が可能です。
ショートアーム用
W495 x H95 x D415mm 240000 + Tax
ロングアーム用
W495 x H95 x D495mm 270000 + Tax
ダブルアーム用ワイドモデル W545 x H95 x D495mm 300000 + Tax
*おことわり
本品トップパネルのアクリルボードの表面には薄い切削痕が残っていますが不良品ではありません。
本品の性質上パネル寸法の精度確保の為全面切削しており、その際に出来た切削痕を残さない為の過度の研磨は本来の目的である精度維持を困難にする為あえて行っておりません。
【実用新案 第3183544号】