4)Phonoequalizer for musiclovers

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ザンデンオーディオシステムがお届けするModel 1200 MkⅢ は、世界で最初にそして唯一 5種類のイコライジングカーブ (RIAA・TELDEC・EMI・COLUMBIA・DECCA )と極性切り替えを採用したフォノイコライザーです。しかしそれだけを特徴にしているフォノイコライザーではありません、ここではこのモデルの核心とも云えるザンデンオーディオシステムが採用している LCR 型イコライジングサーキットのお話しをしましょう。

現在市販されているフォノイコライザーに使われている回路形式は NF 型や CR 型と云われるものが主流です、これらの回路形式は周波数的に正確なレコードのプレーバックが可能です。しかしこれらの回路では、音を音楽として成立させる為に狂いが許されない時間軸(位相)がずれたままになってしまいます。音楽は時間の芸術でありその肝心の時間(位相)が整合しなければ、そこに再現される音は元の音楽とは異なった物になると云うことです。

正確な位相の再現にはもう一つの要素の[L]を加える必要があります、先ず Capacitor[C]・Resistor[R] で周波数を構成しそれに時間軸を調える為に Inductance[L] を加えた LCR 型と云う手間隙かかる手法を採用する他ありません。位相に狂いの無いプレーバックはイコライジングカーブやポラリティーの違いの判別が容易になり、他の機種と聴き比べるまでもなく音楽が優れてリアルに再現されるのです。

レコードを再生はオーディオシステムにフォノイコライザーが組み込まれていれば可能です。ただしそのフォノイコライザーが LCR 型であっても、イコライジングカーブが RIAA カーブだけではレコードに記録されている本来の音を聴くと云う点から見れば大いに問題ありと云わざるを得ません。レコード本来のポテンシャルを余す所無く引き出し至高のプレーバックを目指すのであれば、フォノイコライザーは極めて重要で最も注視すべき物として、とりわけ入念に選ばなければならないオーディオコンポーネントです。

しかし現在市場にあるステレオフォノイコライザーの中から LCR 型の回路形式と各種のイコライジングカーブに対応出来る機種を選ぼうにも、たとえ CR 型や NF 型でも RIAA 以外のイコライジングカーブに切り替えが出来るモデルは数える程しかありません。

リスナーが必要とする高忠実度の再生を可能にする  LCR タイプのイコライジングサーキットを装備し、多様なイコライジングカーブの選択機能をカタログモデルの全てに採用しているブランドは、世界広しと云えどもザンデンオーディオシステム一社だけです。

カーブ切り換え可能なフォノイコライザーとしてのみならず LCR 型の持つ基本性能の高さが評価され、その優秀性を証明するように Zanden Model 1200 Mk3 をリファレンススタンダードに用いる海外のハイエンドオーディオ機器メーカーが増えています。

Phono Equalizer

 

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近頃はレコードの音が再び注目されていると云う話を耳にするようになり、実際に LP レコードは中古レコードの販売が好調なだけではなく新譜の発売も増えています。ザンデンオーディオシステムではフラッグシップモデルの Zanden Model 1200 Mk3 Phono Equalizer と、その姉妹機として Model 1300 Phono Equalizer の真空管増幅2機種をご用意しておりましたが、アナログオーディオの復調に伴い従来のフォノイコライザーに物足らなさを感じていた多くのレコードリスナーに向け、アナログレコードプレイバックの原器として、Model 120 Stereo Phono Eqalizer をラインナップに加えました。

Model 120 Stereo Phono Eqalizer の増幅回路は半導体を使用したものへと変更をいたしましたが、ザンデンオリジンの LCR 型の五つのイコライジングカーブ及び極性の切り替えに加えてバランス入力も設定が可能になり、其のサウンドには些かの揺るぎもないザンデンクォリティーを保っています。お気に入りのレコードを当店迄お持ちいただきその実力と魅力を心ゆく迄お確かめ下さい、オーディオファンは勿論のこと特にレコードお聴きになる音楽ファンの方にお勧めする逸品です。